3/29〜30、ヌエネットメンバーと、関心を持ってくださった方々で「ヌエックまだまだ使いたい!合宿」しました。参加者の声をご紹介します(マーカー追加はヌエネット)
・ヌエックに宿泊した感想と意見です。
1. 広大な敷地に、自然がいっぱいで、また美しい日本庭園と剪定された松の木等の樹木、花々、感激致しました。目で楽しめ、森林の癒し効果も有り、都会の疲れが取れました。リトリートに最適です。特に外国から来た方々には、他に茶室や大浴場など、感動ものだと思います。日本が世界に誇れる施設です。
2. 研修棟の会議室も充実していました。宿泊棟の談話室の利用も、宿泊して長時間会議が必要な方々の事も考慮されていて、素晴らしいと感心致しました。宿泊ができなくなると、会議をヌエックで開きたいと考えるグループが激減するのではないでしょうか。
3. ラウンジは広く、リラックスしたムードで、大人数の集会がゆったりと楽しみながら行えると思いました。
4. 食堂は、天窓から光が降り注ぎ、ログハウス風の造りで、キャンプしている様な気持ちがいい雰囲気です。食事も大変美味しく、ビュッフェ形式も楽しかったです。食堂が閉鎖されると、近くにコンビニもないですし、会議やスポーツでの日帰りの利用も激減すると思います。
5. 職員、スタッフの方々は皆優しく親切で思いやりがあり、感動しました。ヌエック設立当初の理想、考えが息づいていると思いました。
6. 障害や車椅子の方が、利用しやすいよく考えられたバリアフリーでした。
7. 宿泊施設もあるため、海外や遠方の方の学術会議や、障害の方の特別支援学校の修学旅行にも、大変有用な施設だと確信しました。調理室もあり、集団実習もできます。
8. 成田や羽田からのバスなど、交通の利便性に優れています。
9. 宿泊棟・食堂の閉鎖は、集団でまとまって行動したいグループは、ヌエックで活動するという選択ができなくなると考えます。是非とも、ヌエックの宿泊棟・食堂の復活と、研修棟の存続を強く要望致します。
・ヌエックに泊まれてよかった!入口で大きく大変立派な赤松が出迎えてくれました。
学生時代東京都内の青年の家をあちこち合宿で泊まったことを思い出しました。石原都政の時に無くされたので、社会教育の施設がなくなると、学び集う機会も減ってしまいます。今回は、ヌエックが、研修棟と、宿泊施設が閉鎖されると聞き、参加しました。
もとは、安岡正篤の敷地だったそうですが、庭園、茶室も元のものを生かして建てられたと思われます。厨房に向かう配管も直したばかりでピカピカ、外壁も塗り替えたばかり、エアコンも新しく、どうして閉鎖なのか?疑問です。
車椅子ユーザーも快適に過ごせると、外国からの方達も成田からアクセスが良く、300人も泊まれる施設ってないです!
ここを足掛かりにして、森林公園、丸木美術館、川べりでキャンプと、自然を満喫して、リトリートできるのは今の忙しい生活をしている人たちにとって英気を養う場だと思うのです。また、女性が子連れでも泊まれる施設は、高いお金を出さないと泊まれないので、貴重だとおもいました。
ヌエックのこと、余り知られていないのが残念でした。地域で活動しているグループや自治体の女性センター関係の研修だと利用が限られてしまいます。目的外利用でも、まず認知度を上げていき、いずれは自主グループで活動できるようにすべきです。
また、今回行ってみてそこで働くスタッフさんが笑顔で迎えてくれたのですが、地元で働け雇用を創出していたことを忘れてはならないと思いました。いろいろな仕事が奪われ、利用する方も不便になるのは困ります。私たちの税金で建てたのだから、残したいという民意を無視しないでもらいたいです。
軍事費の43兆円捻出や裏金議員による大手のゼネコンへの利益誘導、女性の活躍を阻む意図が見えてしまいます。何としてもヌエックをなくさないで!
・今回も心地良いお部屋とおいしいお食事、使い勝手のよい学習室をありがとうございました。この素晴らしい施設での宿泊や学びができなくなるなんて、とんでもないです(新型コロナの制限がようやく終わって、これからというときなのに)しかも、それと同時に、ここで過ごす時間を支えてくださるスタッフの皆さん(多くは女性)の雇用がなくなってしまうわけで、「男女共同参画の機能強化」とはどの口が言うかと思います。
宿泊棟・研修棟の閉鎖について、政府は、オンラインと出張講座で男女共同参画を推進するから「機能強化」になるという嘘八百を並べています。日本各地の深刻なジェンダー不平等の状況が、そんなもので解決できるとは思えません。しかも、その一方で女性の雇用を打ち切るとは、言っていることとやってることがすでに真逆です。恥ずかしくないのでしょうか。
素晴らしい施設とスタッフの方々への感謝を述べるつもりがどうしても納得いかない事態に怒りが込み上げてしまいました。この後はこうした意見を送る機会も保障されるかわからないので、あえてこのまま送らせていただきます。