3/29〜30、ヌエネットメンバーと、関心を持ってくださった方々で「ヌエックまだまだ使いたい!合宿」しました。ヌエネットメンバー酒本絵梨子さんの声です。
今回、2歳の子どもを添い寝でお願いしましたが、驚いたことに、おねしょシーツや子ども用の小さな敷布団、掛け布団まで用意されていて感激しました。通常、添い寝というと大人用の布団に一緒に寝る形がほとんどで、ここまできめ細やかな準備がされていることは本当に稀です。ドタバタと申し込みをしてしまいましたが、これほどまでに細やかで行き届いた配慮をいただけたことに、心から感謝しています。
それにしても、令和5年に1億円以上をかけて外壁工事を行っただけのことはありますね。老朽化と言われること自体がまるで嘘のようです。これだけ手入れが行き届いている施設を「老朽化」と表現することには無理があるとしか言いようがありません。むしろ、しっかりと整備され、利用者にとって快適であることを証明するかのような空間でした。施設の取り壊しを進めるために老朽化を理由にすることがいかに理不尽か、改めて感じざるを得ません。
お風呂も広々としていて、疲れを癒すことができました。のびのびとした空間の中で、心も身体もほっと一息つくことができたのは、まさにこの施設ならではの体験だと思います。
そして何よりも、この施設が持つ素晴らしさは、学びとは単に知識を得ることではなく、人と人との交わりの中で生まれるものだという思想が徹底して体現されていることです。学びと余暇、空間の広さが相互に繋がり合い、利用者が自由に交流し、共に過ごし、互いに学び合うことができる場として設計されていることを強く感じました。
この施設は、ただ学びを提供するだけでなく、異なる人々が出会い、共に過ごすことで新しい価値を創造する場所です。人と人との関係性を大切にし、その交わりを通じて学びを深める思想がここまで見事に具現化されている施設は、他に類を見ません。
このように優れた施設が失われてしまうことは、あまりにも惜しいことです。これまで多くの人々がこの場所で築いてきた交流と学びの場が、これからも続いていくことを心から願っています。